スポーツ自転車の楽しみ方 HOW TO ENJOY SPORTS BIKE

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レースに参加してみよう

日本におけるレースシーン

一口にレースといってもツール・ド・フランスのようなロードレースはそうそう開催されていません。
日本で人気が高いレースイベントはヒルクライムレース、そしてエンデューロレース、クリテリウムなどが挙げられます。
いずれも公共の道路を長時間封鎖することなく開催できるためです。

ヒルクライムレース

日本で最も大きなヒルクライムレースは6月に開催される富士ヒルクライムです。
富士山というネームバリューも相まって毎年1万人が集まる日本最大クラスのレースイベントと言えるでしょう。
ヒルクライムレースの中ではそこまで傾斜も厳しくないため、それなりにトレーニングすれば達成しやすいイベントでもあります。
次点は乗鞍です。
自転車で登ることができる舗装路としては日本で最も高いところ(標高2700m)まで登ることができ、標高2500mを超えたところからは高山植物が姿を現し、日本であることを忘れてしまいそうな景色が魅力です。
他にも全国あちこちの峠で開催されています。
体力に合わせてエントリーしてみるといいでしょう。

エンデューロレース

リレー交代時の様子です

エンデューロレースというのは、定められた時間でどれくらい長い距離を走れたかを競うレースです。
2時間から4時間が中心ですが、主にクローズドされたコースで開催されます。
有名なところだと鈴鹿サーキットや富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、岡山国際サーキットなど車やバイクレースが好きな方にはたまらない場所を走ることができます。
F1やSUPER GTなど見ていただけではわからないコースの深いところまで楽しめるのがポイントです。
リレー方式のところも多いため、グループで参加することも可能です。

クリテリウム

一周5km以内のコースを定められた周回こなすレースです。
主に市街地やクローズドされた場所で行われることが多く、急なカーブやハイスピードが魅力です。
それなりに技術が必要とされるので、エンデューロレースなどで腕を磨いてからでないと危険ですが、見ごたえはあります。

ロードレース

実際に公道を封鎖して行われるロードレースは日本では非常に少ないです。
長距離長時間封鎖するには地元警察や大会運営側、ボランティアなど多くの協力が必要となるからでしょう。
日本で代表的なロードレースは11月に行われているツール・ド・おきなわでしょう。
その中でも最も長い市民210kmコースはアマチュア界最高峰のロードレースです。

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