ジーンバイクス神戸西

Aeolus AirLoomサドル 試してみました

こんにちは、ジーンバイクス神戸西の都築です。

今回は先日発表されましたTREK Aeolus AirLoomサドルについての実走インプレとなります。

距離は30㎞ほど試しに走って参りました。

AirLoomシリーズはElite,Pro,RSLの3グレード展開となり、今回試乗したのはEliteモデルです。

Eliteモデルはカーボンレールなどが採用されておらず重量がありますが、パッドの量が上位グレードよりは多く使われています。

そのおかげか乗り心地に関しては特に悪いところは感じませんでした。

しかし3Dプリントサドルの売りは箇所によって固さが異なる設計に出来ること。

表面を覆うカバーが無いので圧力のかかる箇所のみを変形させながらペダリングが出来ること、ということらしいです。

実際に走った感覚はすごく砕けた言い方をすると、「お尻がサドルにくっついている」という感じです。

そして旧Aeolusサドルから形状の変更もありました。

前半分が若干細くなったことで更に足が回しやすくなりましたので、旧Aeolusサドルと相性が悪かった方も是非試していただきたいです。

実際私も旧Aeolusサドルは先端の太さ故に、どうしてもペダリングの際擦れてしまってVerseサドルを使用していました。

しかしそんな私でもAirLoomサドルはペダリングに干渉することはありませんでした。

写真左が旧Aeolusサドル、同一幅のモデルですがこう並べてみるとよく似ています。

実測してみましたが約5mmほど先端が細くなっていました。

座骨の乗っかる部分はちゃんと固いのですが写真のような淵の部分は柔らかく作られており、スムーズなペダリングに一役買っていますね。

座骨の出っ張りに合わせて変形してくれるといった感じです。

それが最初に述べた「お尻がサドルにくっついている」という感覚を生み出しているのかもしれません。

つまりペダリング時にお尻がズレにくく、かつどうしても少しは当たる淵部分は柔らかく作られているので、スムーズなペダリングがし易くなっている。そう感じました。

ケイデンスを重視する昨今のレース事情にも合っていそうですね。

というわけで実際に使って感じたAirLoomサドルの特徴を述べてきました。

まとめると

・ペダリング時の座骨のズレにくさ

・それによるスムーズなペダリング

・形状のアップデートでより多い人に合う可能性が増えた

といったところでしょうか。

店頭にて記事で紹介しましたEliteグレードの145㎜のサンプルを置いております。

実物が気になる方、予約、納期の確認など是非お待ちしております。

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