ジーンバイクス神戸西
限界を越えてしまったパーツたち その2
2024年8月16日 [ジーンバイクス神戸西]
その1はこちら
こんにちは、ジーンバイクス神戸西の都築です。
今回も当店にやってきた限界を超えてしまったパーツたちを実際の写真を交えながら紹介します。
①プーリーの削れ
リアの変速機についている小径の歯車です。
こんな風になっていますが元はチェーンを回転させる歯車でした。
交換頻度はそう高くはありませんがここも消耗品です。
ちなみにこちらが新品の状態です。比べると一目瞭然ですね。
②ディスクブレーキキャリパー錆
こちらは油圧式ディスクブレーキのブレーキキャリパーです。
内部のピストンが錆で固まり、動かなくなってます。
自転車外置きの方は出来るだけカバーをかけて自転車とパーツを保護しましょう。
③ブレンダーマウントの割れ
そこまで多いケースではありませんが、TREKのハンドル周りにコンピュータやライトをまとめるシステム、ブレンダー。
そのベースマウントや各種ライトやコンピュータのマウントは基本的に樹脂パーツです。
紫外線や風雨による劣化は避けられません。
走行中に割れて紛失、落として故障など無いようにチェックしておきましょう。
重めのサイコンやライトをつけていると負担も大きいです。
特に色が白っぽく変色しているのは要注意です。
④オリーブ破損
オリーブとはブレーキホースとブレーキキャリパーを接続している金属パーツです。
コネクティングボルトを締めこむことによってオリーブが潰れながら変形し、隙間を塞ぎホースを固定するという仕組みです。
5年以上は経っているであろうブレーキキャリパーからホースを外そうとしたところ、このようにオリーブが折れて内部に取り残されることに。
見ると完全にネジ山にこびりついています。
こうなるとホース再接続不可となりブレーキキャリパー毎交換となります。
いかがでしたでしょうか。
本来はこうなる前に交換するのが安全上望ましいです。
定期的なメンテナンスを受けて安全に自転車を楽しみましょう。
点検お待ちしております。
■ジーンバイクスはアメリカNo.1ブランド「TREK」の専門店です
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